色彩を纏った一羽の鸚哥に、草花や羽根、流れる線を重ね、生命の躍動を一枚の切り絵として描きました。花や鳥、風や季節。古くから人が自然に見出してきた美しさは、時代が変わっても静かに人の心に寄り添っています。花鳥風月という言葉が持つ情景を借りながら、その中に自分自身が見てきた景色や記憶を重ね、一つの作品として表現しています。
小さな羽音は、季節の移ろいをそっと運んでくる。花鳥風月を掌に収めた、小さな装身具。
尾羽に桜を纏い、一枚の花びらを嘴にくわえた鳳凰。花が風に舞うその一瞬を、永く留めておきたいという想いから生まれた作品です。